経営理念

近江商人の思想・行動哲学を下地に、ここから更に”儲け”と言う要素をないがしろにしたものを経営理念としております。

”得るため”にでなく、”与える”ために。

近江商人の思想・行動哲学

三方よし「売り手よし、買い手よし、世間よし」

売り手の都合だけで商いをするのではなく、買い手が心の底から満足し、さらに商いを通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献しなければならない。
三方良しの理念が確認できる最古の史料は、1754年に神崎郡石場寺村(現在の東近江市五個荘石馬寺町)の中村治兵衛が書き残した家訓であるとされる。ただし、「三方よし」は第二次世界大戦後の研究者が分かりやすく標語化したものであり、昭和以前に「三方よし」という用語は存在しなかった。

・始末してきばる

「始末」とは無駄にせず倹約することを表すが、単なるケチではなくたとえ高くつくものであっても本当に良いものであれば長く使い、長期的視点で物事を考えること。また「きばる」とは本気で取り組むこと。

・利真於勤

利益はその任務に懸命に努力した結果に対する「おこぼれ」に過ぎないという考え方であり、営利至上主義の諫め。

・陰徳善事

人知れず善い行いをすることを言い表したもの。自己顕示や見返りを期待せず人のために尽くすこと。

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