NO FUN NO LIFE!!
no fun (is/means) no life=楽しみがない事は、人生ではない
要約して「楽しくない人生なんて(意味がない。 無意味だ)」って事です。
”お金を稼ぐ”というゲーム
20代前半から経営者(共同経営含む)として、15年以上突っ走ってきた。
ビジネスと言う名の元の”お金を稼ぐ”というゲームに魅了され、どうすれば稼げるか?をただたに考え続けてきた。ショートスリーパーとはほぼ遠いが、寝る時間を削り、土日も祝日も関係なく、まさに”プライベート=仕事”だった。
【あしどり(略)】
大学中退後(在学3ヶ月)→語学留学(1年)→FX会社(第一種金融商品取引業)設立(共同経営)(→売却)→宅建取得→不動産会社設立(共同経営)→飲食会社設立(共同経営)→SEO会社(→売却)→ウォーターサーバー事業者設立(→売却)→現在
SEO業界が下火になり、SEO事業を売却しようと決断したころ、不動産物件を所有し、大家として数百万円の家賃を受け取っていた。このままセミリタイヤすることも出来たが、もっともっと上を目指したかった。収入の”0”をもう一つ二つ増やしたかった。そこで、新たな挑戦として、すべての資産を現金化し、ノンボトルウォーターサーバー事業にオールインした――その結果、勝負に負けた。2019年、いろいろな人に応援されながら、いろいろな人に迷惑を掛けた。血の滲むような苦しい1年だったーーほんと死ぬかと思った。
ほぼ全てを失って気付いたことがある。思い出した事がある・・・
「何のために”稼ぎ”たかったんだろう?稼いだお金は何に使うんだろう?」
思えば、ビジネスに本格的に取り組む前、20代前半は比較的アウドドア派で街で遊ぶより、山や川、海で遊ぶことが多かった、ゴミゴミした東京より、田舎の方が好きだった。
自然豊かなバンクーバー(カナダ)に1年住んだ影響もあり、いつかは日本の田舎や海外に移住したかった。
その一方で、高校生から20代前半までの間、家庭や身の回りの環境において、お金のトラブルが多かった。
「お金が無ければ不幸になる。お金があれば幸せになれる。」
同時に生きるために仕事をしなければならない。
「お金が必要だ。」
そう、強く思っていた。
20代前半で共同経営にて起業した。ビジネスは運良く順調だった。自分が頑張った分だけ、見返りが来る。
そして、何よりも”楽しかった”ーー
しかし、田舎暮らしを捨てたわけではなかった。だから当時、こう決めた。
「40歳まではビジネスの世界で自分がどこまで通用するか?とことんやってやろうじゃないか。」
そう決めた後は、ひたすら働いた。田舎暮らしを夢見た若者はどっぷりとビジネスにハマり、交友関係が変わり、俗に言うプライベートの時間も減り、次第に考え方も変わってきた。
それでも、”楽しかった”ーー
(中略)
より多くの”お金”を求め、ビジネスをスケールアップさせるために、お金を借りた。出資も受けた。大きなチャンスを掴むと同時に大きなリスクを負った。そして・・・マネーゲームの”駒”となった。
丸一日話しても話しきれないほど多くの出来事があり、あくまで結果論ではあるが、今まで一度も感じた事のなかった感情が芽生えた。
”楽しくなくなった”ーー
決して、ビジネスが上手くいかなくなったから、”楽しくなくなった”わけではない。今までだって、何度も何度も生活が出来なくなりそうになった事はある。アルバイトをしながら、経営をしたことだってあった。
いつからだろうか?
気付けば、欲を満たすためにお金を稼いでいた。
ビジネスの軸が”お金”だった。
表面上の綺麗事や建前はさておき、ビジネスの世界は”お金”がものを言う。嫌ってほど身にしみている。評価は”お金”。”お金”を稼ぐと成功者。”お金”が無いと失敗。”お金”を持っている人が偉く、”お金”が無い人は”お金”を持っている人に従う。頑張っているとか、努力とかは評価されない、結果が全てだった。
あれ?これって・・・何かおかしくない?・・・
これじゃ、ダメだ。全然楽しくない。
長い夢から目が覚めた
リハビリは必要だが、少しずつ穏やかな日常を取り戻しつつある。まだまだ、話したいことは山程あるが、ここではここまでとしよう。やっと”お金”の呪縛から解き放たれた。これからは、欲を満たすためにではなく・・・”得るため”にでなく、”与える”ためにビジネスをしたいと思う。そして、何より”楽しい”ことをやろう!
NO FUN NO LIFE!!
楽しくない事は今すぐやめな。心が壊れる前に。
誤解のないように・・・お金を貸してくれた個人法人、出資をしてくれた個人法人に対する非難・愚痴ではありません。感謝の気持ちでいっぱいです。いつの日か何らかの形で恩返しをしたいと思っております。
ただ、”お金”の力と株式会社(会社法)をディスっていますw